ボーンマスは8月31日、アーセナルに所属するイングランド代表MFジャック・ウィルシャーを1年間のレンタル移籍で獲得したと発表した。
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— AFC Bournemouth 🍒 (@afcbournemouth) August 31, 2016
ウィルシャーの加入にあたり、ボーンマスのニール・ブレイクCEOは「ジャックはファンタスティックな補強だ。彼の力はまさに本物で、サポーターはボーンマスのユニフォームを着た彼を見て興奮するはずだよ」と、歓迎のコメントを寄せている。
昨シーズンは負傷によって長期離脱を強いられ、プレミアリーグの出場数はわずか3試合だったウィルシャー。アーセナルの背番号「10」を着けていた同選手は今シーズンも負傷で出遅れ、リーグ戦3試合を終えた時点で合計37分間の出場にとどまっていた。8月28日に発表されたイングランド代表メンバーからも外れ、移籍期間終了目前にレンタル移籍の可能性を取り沙汰され始めた。
8月29日付のイギリス紙『デイリーメール』によれば、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が同選手のレンタル移籍を容認。戦力構想内だったものの、コンスタントに試合に出場できる環境が必要だと考えていると伝えられた。そして8月30日付のイギリス紙『デイリーミラー』によると、ウィルシャーの獲得に22クラブが名乗りを上げ、国内外での争奪戦が繰り広げられていると報じられていた。
白熱した争奪戦を制したのは、プレミアリーグ初昇格から2年目のシーズンに臨んでいるボーンマスだった。昨シーズンは16位、今シーズンは開幕3試合で1分け2敗とスタートダッシュに失敗した同クラブで輝きを取り戻せるか。ウィルシャーのプレーに注目が集まる。
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