8月31日にドイツ代表での最終戦を終えたシュヴァインシュタイガー [写真]=Bongarts/Getty Images
マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督から構想外の扱いを受けている元ドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーが、プレミアリーグの同クラブ登録メンバーに名を連ねた模様だ。イギリスメディア『BBC』が9月2日に報じている。
報道によると、シュヴァインシュタイガーはモウリーニョ監督から戦力としてカウントされず、トップチームでの練習も許されていない。U-23チームとともにトレーニングに励む日々が続いている。
しかし今回の報道では、シュヴァインシュタイガーがプレミアリーグの選手登録25名枠に名を連ねたと伝えられた。モウリーニョ監督が今後、どのような扱いをするかは未知数だが、シュヴァインシュタイガーは同リーグの出場資格を確保したことになる。
なお、プレミアリーグの登録枠は25名が上限で、8名以上の「ホーム・グロウン」選手を含むことが条件となっている。「ホーム・グロウン」選手とは、国籍・年齢を問わず、イングランドサッカー協会(FA)またはウェールズサッカー協会に所属するクラブにて、21歳の誕生日を迎えるシーズン終了までに3シーズン以上、あるいは36カ月以上、プレーした選手を指す。21歳以下の選手は上記25名のリストに無制限に追加登録できる。
8月31日には国際親善試合のフィンランド代表戦を終え、ドイツ代表でのプレーに別れを告げたシュヴァインシュタイガー。8月24日にはツイッターで「もしチームが必要としてくれるのなら、準備はできている」と綴った。今後はクラブでの活動に専念することとなるが、モウリーニョ監督から出場機会を与えられることはあるだろうか。
By サッカーキング編集部
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