2016-17シーズンもレスターでプレーすることとなったFWヴァーディ [写真]=Getty Images
日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが、クラブ残留の決断理由を明かした。4日付けのイギリス紙『デイリーミラー』が報じている。
今夏の移籍市場でアーセナルからの関心が伝えられていたヴァーディ。一時は合意報道も出ており、レスター退団は確実かと思われていたが、6月23日に残留が決定。4年間の契約延長に合意した。
同紙によると、ヴァーディは残留決断の時を振り返り、「僕は何もせず、ホテルで何時間も過ごしていた。僕にはたくさんの時間があったからね。文字通り、すべての細かい一つ一つのことまで考えていたよ」と2016-17シーズンの所属先について熟考していたことを明かした。
その上で、レスター残留を選んだ理由については、「考えるたびに毎回、僕の頭と心が『お前はとどまる必要がある』って言うのさ」と明かした。
大きな決断を下した一方、同選手は自身に関心を示したアーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督へ感謝の言葉を送っている。「ユーロで泊まったホテルで、ヴェンゲルと話していたよ。ただ、『おはよう』とか、『調子はどう』っていうようなことだったけどね」とフランスで開催されたユーロ2016の期間中の出来事を語ったヴァーディ。「僕のプロ生活で最大の決断だったけど、それは素敵な言葉だった」と続け、ヴェンゲル監督との会話が貴重なものであったと振り返った。
昨シーズンの活躍を受けて、一層マークがきつくなることが予想されるヴァーディ。すでにプレミアリーグ第3節のスウォンジー戦で今シーズン初ゴールを挙げたが、今後の活躍にも期待が寄せられている。
By サッカーキング編集部
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