ハットトリックを達成し、指で”3”とアピールするルカク [写真]=Getty Images
エヴァートンに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクが、わずか11分間でハットトリックを達成した。試合後、同選手がインタビューに応え、コメントを12日付けのイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
ルカクは12日に行われたプレミアリーグ第4節のサンダーランド戦に先発出場した。同選手はリーグ戦最後の得点が3月5日のウェストハム戦と、プレミアリーグでは実に半年以上もの間ゴールから見放されている。
スコアレスで後半に突入し60分、ルカクが仕事をする。右サイドからセネガル代表MFイドリッサ・ゲイェがクロスを上げると、ファーサイドに陣取っていたルカクはフリーでヘディング。難なく叩き込んで先制に成功した。エースがリーグ12試合ぶりのゴールを決めて、エヴァートンが先行する。
68分、エヴァートンは新加入のDRコンゴ代表MFヤニク・ボラシエが左サイドからクロスを供給。再びエリア内でフリーになっていたルカクは打点の互い見事なヘディングを披露し、サンダーランドゴールに叩き込んだ。
勢いに乗ったルカクは直後の71分、ベルギー代表でも同僚のMFケヴィン・ミララスからのスルーパスに反応し、ディフェンスの裏に抜け出す。Uー21イングランド代表GKジョーダン・ピックフォードと1対1の状況になったが、冷静にゴール左隅へ流し込んで3点目を奪い、最初の得点からわずか11分でハットトリックを達成した。なお、最終的にエヴァートンは3ー0で勝利を収めている。
同選手は試合を振り返り、「最終的に5点は取れたはずなんだ」とさらに多くのゴールが狙える状況だったことを明かし、「チームの目標達成を手助けするためには、僕はもっと連続殺人犯のようになる必要があるよ」と、コメントしている。ハットトリックを達成した11分の間にはポストに直撃するシュート、3点目の後にもエリア内でチャンスがあったことから、これを決められなかったことが不満だったようだ。
ルカクの活躍でエヴァートンはリーグ3連勝。4試合を終えて負け無しと好調を維持しており、順位表でも3位まで浮上してきた。次戦は17日にプレミアリーグ第5節で9位ミドルスブラと対戦する。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト