スリマニ(右から2人目)の得点を祝うレスターの選手ら [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第5節が17日に行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターとバーンリーが対戦した。岡崎はベンチスタートとなっている。
前節、敵地でリヴァプールに4失点を献上し、シーズン2敗目を喫したレスター。大勝したチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のクラブ・ブルージュ(ベルギー)戦を挟んで迎えた今節は、ホームに勝ち点で並ぶバーンリーを迎えた。レスターのスタメンにはイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディのほか、新加入のアルジェリア代表FWイスラム・スリマニらが名前を連ねている。
最初にチャンスを迎えたのはレスター。7分、CKをウェズ・モーガンが競り合うと、こぼれたところにダニエル・アマーティが反応。すぐさま左足を振りぬいた。しかしこのシュートはクロスバーの上へ外れ、得点には至らない。
さらにレスターは28分、右サイドでボールを持ったリヤド・マフレズがドリブルで一気にエリア内へ進入し、そのままシュートまで持ち込んだ。しかしこれはGKトム・ヒートンがブロック。失点を許さない。
その後もペースを握ったのはレスター。すると前半アディショナルタイム1分、左サイドでFKを獲得すると、クリスティアン・フクスの蹴ったボールをエリア内でスリマニがヘディングシュート。ボールはゴール中央へ突き刺さり、レスターがついに先制点を挙げる。
1-0で後半に突入して48分、レスターのマフレズがエリア右でドリブルからクロス。これはヴァーディのかかとに当たってコースが変わるが、エリア内へ走りこんだスリマニが頭で合わせる。ボールはGKヒートンが触るものの、そのままゴールへ吸い込まれた。レスターがリードを広げる。
さらに勢いに乗るレスターは68分、CKのこぼれ球をフクスが右足でミドルシュート。しかしこの弾道の低いシュートはGKヒートンが落ち着いて処理した。
しかし78分、スリマニからパスを受けたマフレズが右サイドからドリブルを仕掛け、グラウンダーのクロスを供給。すると、パスカットを試みたDFベン・ミーの伸ばした足にボールが当たってコースが変わり、そのままゴールネットを揺らした。オウンゴールで試合が決定づく。
3点リードしたレスターは、その後もバーンリーにチャンスを与えず。高い集中力を保ったまま、バーンリーの攻撃をシャットアウトし、3-0の勝利を収めた。白星を挙げたレスターはこれで今シーズンのリーグ戦の成績を2勝1分け2敗、勝ち点7ポイントとしている。なお、岡崎の出場機会は無かった。
次節、レスターは24日に敵地でマンチェスター・Uと、バーンリーは26日にホームでワトフォードと対戦する。
【得点者】
1-0 45+1分 イスラム・スリマニ(レスター)
2-0 48分 イスラム・スリマニ(レスター)
3-0 78分 ベン・ミー(OG)(レスター)
By サッカーキング編集部
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