チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節が28日に行われ、アーセナル(イングランド)とバーゼル(スイス)が対戦した。
アーセナルは公式戦3連勝中で、24日のプレミアリーグ第6節ではチェルシーに3-0と快勝。好調を維持して中3日でのホームゲームに臨む。先発メンバーにはメスト・エジルやエクトル・ベジェリン、セオ・ウォルコット、アレクシス・サンチェスらが名を連ねた。
一方のバーゼルは今シーズン、公式戦12戦無敗をキープしている。スイス・スーパーリーグでは開幕9連勝と盤石の強さを見せ、8連覇へ邁進中。勢いに乗って敵地に乗り込んだ。
均衡を破ったのはホームのアーセナルだった。開始7分、サンティ・カソルラが中盤でボールを持ち、左サイドの背後へ浮き球のスルーパス。サンチェスがゴールライン際から中央へクロスを上げると、走り込んでいたウォルコットが頭で合わせてゴールネットを揺らした。
鮮やかな連係から先制ゴールを挙げたアーセナルは26分、ウォルコットがサンチェスとのワンツーでペナルティーエリア右側に入り、右足を一閃。強烈なグラウンダーのシュートをファーサイドへ決め、追加点を奪った。
2点リードで優位に立ったアーセナルは3点目を目指して攻勢をかけていく。33分にはサンチェスがペナルティーエリア内で決定機を迎えたが、相手GKに1対1でのシュートを阻まれた。前半は2-0で終了した。
後半もアーセナルが主導権を握って試合を進めていく。66分にはウォルコットが右サイド深くでスルーパスを受け、マイナスのクロス。サンチェスが右足で合わせたが、わずかに枠の左へ逸れた。
70分に2選手を交代したアーセナルは後半終了間際、アレックス・オックスレイド・チェンバレンが最終ラインの背後へ抜け出して相手GKもかわしたが、中央への折り返しは阻まれて3点目とはならなかった。
試合は2-0で終了。アーセナルが公式戦3試合連続の完封勝利を収め、バーゼルの公式戦無敗記録を「12」で止めた。
アーセナルは次戦、10月2日にプレミアリーグ第7節でバーンリーとアウェーで対戦。CLの次節は10月19日、ルドゴレツとのホームゲームに臨む。
一方のバーゼルは次戦、10月1日にトゥーンとホームで対戦。CLの次節は19日、パリ・サンジェルマンとのアウェーゲームに臨む。
【スコア】
アーセナル 2-0 バーゼル
【得点者】
1-0 7分 セオ・ウォルコット(アーセナル)
2-0 26分 セオ・ウォルコット(アーセナル)