イングランド代表の暫定監督に就任したサウスゲート氏 [写真]=The FA via Getty Images
イングランドサッカー協会(FA)は27日、同国代表のサム・アラダイス監督が辞任を表明したことを受け、今後4試合の指揮を執る暫定監督にガレス・サウスゲート氏が就任することを発表。28日、サウスゲート氏が決意表明を行った。
現在46歳のサウスゲート氏は2006年から3シーズンの間、ミドルスブラを指揮。2013年からはイングランドU-21イングランド代表監督を務めており、今回のアラダイス監督の辞任に伴い、暫定ながらA代表の監督に昇進した。
同氏は、暫定監督就任について「私は50試合以上もこの国のためにプレーし、キャプテンマークを巻いたことを誇りに思っている。だから、イングランドを指揮することは大きな責任があり、大きな名誉だね」と、喜びを示した。
ユーロ2016終了後、約3カ月で2度の監督交代となったイングランド代表。「我々はこの数カ月で優秀な指揮官を2人も失ったのだから、難しい状況であるし、複雑な気持ちがある。私は間違いなく、両者ともに将来のためにベストを尽くしていたと思っている」と話し、複雑な心情を吐露した。
また、「FAにとって難しい状況であることは明らかだが、皆さんのためにも安定感と継続性を示すことが重要だ。前に進むこと、試合に勝つために可能な限りのことをすることが重要になると私は思っている」と続け、FAにとっても正念場であるが、試合に勝つための準備をしていきたいと強調した。
イングランド代表は10月8日にワールドカップ欧州予選第2節でマルタ代表と、11日に第3節でスロヴェニア代表と対戦する予定となっている。
By サッカーキング編集部
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