新天地では時間が必要　フランス指揮官、ポグバに言及「過度に期待されている」

　フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、マンチェスター・Uの同国代表MFポール・ポグバについて語った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が4日にコメントを伝えている。

　今シーズンからマンチェスター・Uでプレーしているポグバについて、デシャン監督は「彼は所属クラブを変えたのだから、新しいチームメイトとの関係や連係を見出す必要がある」と、新天地での適応に一定の時間を要するとの見解を示し、以下のように続けた。

「ポールに対して、我々は常により多くを期待してしまう。彼が何か普通のことをしても、それでは十分とはみなされない。彼は全ての試合でアシストを記録することを期待されるような選手だ。だが、そこには過度の期待がある。彼は頭の中では理解しているし、望むものをわかっている」

　史上最高額の移籍金でユヴェントスからマンチェスター・Uへ復帰し、大きな期待を背負ってプレーしているポグバ。デシャン監督は同選手への信頼を強調しつつ、「過度の期待がある」と気遣う姿勢を見せた。

　自国開催のユーロ2016で準優勝に終わったフランス代表は、ロシア大会で15度目のW杯出場を目指す。欧州予選ではグループAに所属。9月6日のグループステージ第1節ではベラルーシ代表とスコアレスドローに終わった。10月7日の第2節ではホームでブルガリア代表と、10日の第3節では敵地でオランダ代表と対戦する。