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ラニエリ監督が抱く“誇り”と“怒り” CLで3連勝も指揮官が不満な訳とは?

2016.10.20

CL開幕3連勝を達成したレスターのラニエリ監督 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターは19日、UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節でコペンハーゲンと対戦し、1-0で勝利した。試合後、クラウディオ・ラニエリ監督がコメントした内容を、19日付けのイギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 ラニエリ監督が率いるレスターは、コペンハーゲン戦の勝利でCL開幕3連勝を達成した。初挑戦となる同大会で好調を維持し、グループリーグ首位通過も見えてきている。

 試合を終えた指揮官は、「ある一方から見れば、私はとても誇りに思うよ」とコメントし、欧州の舞台で素晴らしい戦いを見せるチームに胸を張った。その一方で「プレミアリーグのことを考えると、怒りが湧いてくるね」と、8試合でわずか2勝と不甲斐ない成績に終わっていることに苦言を呈した。2つの大会で全く違ったパフォーマンスを見せるチームに、複雑な感情が巻き起こっているようだ。

 その上で「でも大丈夫だ。これまでもそういったことはあったんだ。大きな大会で初めてプレーする時に、逆にリーグで何かを失ってしまうというのはよくあることだよ」と、冷静に状況を分析している。

 レスターは次戦、22日にプレミアリーグ第9節でクリスタル・パレスと対戦する。昨シーズンの王者であるレスターは、指揮官を怒らせないようなパフォーマンスを見せて、3勝目を挙げられるだろうか。

By サッカーキング編集部

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