チーム2点目を挙げたジエゴ・コスタ(中央) [写真]=Chelsea FC via Getty Images
プレミアリーグ第10節が30日に行われ、日本代表DF吉田麻也のサウサンプトンとチェルシーが対戦。吉田はベンチスタートだった。
敵地に乗り込んだチェルシーは、リーグ戦では3試合連続で完封勝利を収めている。26日のフットボールリーグ・カップ(EFLカップ)4回戦ではウェストハムに1-2と敗れて敗退が決まったものの、リーグ戦での連勝を伸ばしたい一戦だ。先発メンバーにはダヴィド・ルイスやエンゴロ・カンテ、エデン・アザール、ジエゴ・コスタらが名を連ねた。
試合は開始早々に動いた。6分、アザールが敵陣中央でボールをキープし、右サイドへ展開。ヴィクター・モーゼスからに預けて自身は前方のスペースへと駆ける。アザールはモーゼスからスルーパスを受け、ペナルティーエリア右側へ進入。鋭い切り返しでマークを外し、左足シュートで相手GKの股下を抜いた。アザールの鮮やかなゴールで、チェルシーが先制に成功した。
リードを奪ったチェルシーは、追加点こそ挙げられなかったものの、サウサンプトンに反撃を許さず。1点リードのままハーフタイムを迎えた。
そして後半、またも立ち上がりにチェルシーがゴールを挙げる。55分、ペナルティーエリア手前でパスを受けたD・コスタが右側へスライドしながらシュートコースを作り出し、右足を一閃。強烈なミドルシュートがゴール右隅へ突き刺さった。得点ランキング首位を走るD・コスタの今シーズン8ゴール目で、チェルシーがリードを広げた。
2点リードとなったチェルシーは78分にウィリアン、終盤にも2選手を投入してテコ入れを図り、サウサンプトンにゴールを許さなかった。試合は2-0で終了。チェルシーがリーグ戦4試合連続となる完封勝利を収め、勝ち点を「22」に伸ばした。首位マンチェスター・Cと2位アーセナル、3位リヴァプールとの差は1ポイントとなっている。なお、吉田に出場機会はなかった。
チェルシーの次節は11月5日、エヴァートンとホームで対戦。敗れたサウサンプトンは11月3日にヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節で日本代表DF長友佑都のインテルをホームに迎えた後、6日にはハルとのアウェーゲームに臨む。
By サッカーキング編集部
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