マンチェスター・Uで苦しい時期を迎えているルーニー [写真]=Getty Images
エヴァートンを率いるロナルド・クーマン監督が、マンチェスター・Uで出場機会を減らしているイングランド代表FWウェイン・ルーニーについて語った。コメントを30日付けのイギリス紙『サン』が伝えている。
2004年にエヴァートンからマンチェスター・Uに移籍したルーニーは、その後クラブの象徴として10年以上に渡ってプレーを続けてきた。しかし今シーズン、ジョゼ・モウリーニョ監督が就任すると出場機会が減少。開幕直後こそスタメンを張っていたものの、ここ数試合はベンチが定位置になりつつある。移籍報道も徐々に加熱しており、アメリカや中国など、各国リーグからの注目が集まっている。
今シーズンからエヴァートンで指揮を執っているクーマン監督は、ルーニーの同クラブ復帰に前向きだ。実現については「わからない」としながらも、「でも願うことはできる。将来的には起こりうるかもしれないし、それはわからないことなんだ」とコメント。その上で「当然、エヴァートンとしてはウェルカムだよ」と、歓迎する意志を表明した。
また主将を務めるイングランド代表DFフィル・ジャギエルカも、「彼はエヴァトニアンで、ファンは受け入れると確信しているよ」とサポーターが同選手を歓迎するだろうという見解を示している。
開幕戦でゴールを決めて以降、得点がないルーニー。3連勝で好スタートを切ったチームも気づけば8位まで転落してしまった。一方のエヴァートンは好調なシーズンを送っており、勝ち点18で6位に付けている。イングランド代表の10番が再びエヴァートンのユニフォームに袖を通す日は訪れるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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