マンチェスター・Cに所属する元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレの代理人を務めるディミトリ・セルク氏が、同クラブのジョゼップ・グアルディオラ監督を再び批判した。30日付のスペイン紙『マルカ』が報じた。
セルク氏は以前、Y・トゥーレがチャンピオンズリーグのメンバーに選ばれなかったことに対し、「(Y・トゥーレに)恥をかかせた」などとコメントし、グアルディオラ監督を痛烈に批判していた。その発言を受け、グアルディオラ監督は「彼が謝るまで、ヤヤを出場させない」と返答。さらに、今月25日には、「ヤヤを起用したいが、状況は知ってのとおりだ」と発言するなど、両者の対立はいまだ続いている。
報道によると、セルク氏はY・トゥーレが置かれている状況に関して「ペップは若い選手ばかり使う。その方が自分の思いどおりにできるからね。彼のプランはヤヤを含め、このチームを支えてきた多くの選手たちを侮辱するものだ」とコメント。またしてもグアルディオラ監督の采配に苦言を呈した。
また、冬の移籍市場における退団については、「ヤヤの存在はこのチームに不可欠だ。彼はクラブのレジェンドとして扱われなければならない」と語り、今冬の移籍の可能性を否定した。
Y・トゥーレは今シーズン、プレミアリーグ10試合を終えて、いまだ出場機会を得ていない。グアルディオラ監督は同選手を起用したい意向を示していたが、今回のセルク氏の発言は、両者の関係改善に再び水を差す形となった。