ホームで無類の強さを誇っていたレスターが、ついに敗れた [写真]=Getty Images
日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターの、1年以上続くホームゲーム無敗記録がついに途切れた。6日付けのイギリス紙『ガーディアン』が報じている。
レスターは6日、プレミアリーグ第11節でウェスト・ブロムウィッチをホーム“キング・パワー”に迎えた。今シーズンは第10節終了時点で4敗を喫していたレスターだが、ホームでは負けておらず昨シーズンから数えて20試合、期間にして約1年1カ月もの間、本拠地でリーグ戦無敗を貫いてきた。最後に同スタジアムで敗北を喫したのは昨年9月のアーセナル戦で、それが昨シーズン唯一のホーム黒星となっている。
しかし6日、ウェスト・ブロムウィッチとの対戦で記録は途切れることになった。52分にウェスト・ブロムウィッチに先制されると、アルジェリア代表FWイスラム・スリマニのゴールで一度は同点としたが、72分にイングランド代表MFダニー・ドリンクウォーターのパスミスから失点して再びリードを許した。そのまま試合は終了し、1-2で敗れたレスターは、キング・パワーで21試合ぶりとなる敗北を味わうことになっている。
昨シーズンのチャンピオンながらすでに5敗となったレスターは、順位表でも14位に転落。降格圏の18位ハルとの勝ち点差はわずかに「2」で、現状では残留を争うポジションに位置していると言わざるをえない。昨年の同時期にゴールを量産し、11試合連続得点のプレミアリーグ新記録を樹立したエース、イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディも今シーズンはリーグ戦ここまで2ゴールとその得点力は影を潜めており、9月10日の第4節リヴァプール戦以来、約2カ月に渡って無得点が続いている状態だ。
前節のトッテナム戦では粘り強い戦いでドローに持ち込み、昨シーズンの“らしさ”が戻ってきたようにも感じられたが、今節は16位に沈んでいたウェスト・ブロムウィッチにまさかの敗北。ミスが絡んだ失点が決勝点となり、後味の悪い結果となった。次戦は代表ウィーク明けの19日に、8位と好調を維持するワトフォードと対戦する。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト