バルサからの関心を報じられたG・ジョンソン [写真]=Getty Images
バルセロナが、ストークに所属する元イングランド代表DFグレン・ジョンソンの獲得に乗り出す可能性があるようだ。イギリス紙『デイリーメール』が10日に報じている。
バルセロナは以前から右サイドバックの補強に乗り出していると伝えられている。スペイン代表DFアレイクス・ビダルが今冬の移籍市場で退団することが有力視されており、10日付のスペイン紙『マルカ』によれば、ユヴェントスのスイス代表DFシュテファン・リヒトシュタイナーも補強候補に挙がっているようだ。
今回の報道によると、バルセロナが来年1月の移籍市場でG・ジョンソンの獲得に乗り出す可能性がある模様。補強リストの中に同選手の名前があると報じられている。
G・ジョンソンは昨年夏にリヴァプールからストークへ加入し、2年契約を締結。今シーズン限りで契約が切れる予定となっている。バルセロナはA・ビダルの移籍に備えて代替戦力を探しており、G・ジョンソンに白羽の矢を立てて短期契約での獲得を画策しているようだ。
同選手は1984年生まれの32歳。ウェストハムの下部組織出身で、トップチーム昇格後はチェルシーやポーツマスでプレーした。2009年夏にリヴァプールへ移籍し、昨年夏までプレー。昨シーズンはプレミアリーグで25試合、今シーズンは第11節終了時点で3試合に出場している。
なお今回の報道では、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、リヴァプール所属時にチームメイトだったG・ジョンソンの獲得を後押しする可能性も伝えられている。スアレスは自伝の中で「自分は彼に感動させられた。フィジカルの強さとパワー、知性を併せ持っていて、右足だけでなく、左足でも良いシュートを打てる」と、G・ジョンソンを称賛している。
同紙は、バルセロナが2004年にオランダ代表MFエドガー・ダーヴィッツを短期レンタルで獲得したケースを例に挙げ、G・ジョンソン獲得の可能性を伝えている。プレミアリーグでのプレーを続けてきた32歳の右サイドバックが、スペイン初挑戦を果たすことになるのか。今後の動向に注目だ。
By サッカーキング編集部
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