トッテナムに所属するFWハリー・ケインが、イングランド代表を離脱するようだ。FA(イングランドサッカー協会)が13日に公式HP上で発表している。
9月18日のサンダーランド戦で負傷し、しばらくの間チームを離れていたケイン。6日に行われたプレミアリーグ第11節の“ノース・ロンドン・ダービー”とも呼ばれるアーセナル戦で実戦復帰したばかりだが、同日に発表されたイングランドの代表にもメンバー入りしていた。
2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選を戦うイングランドは11日にスコットランド代表と対戦し、3-0と快勝した。ケインはベンチスタートで、最終的にピッチに立つことはなく試合を終えている。
発表によれば、ケインが15日に控えるスペイン代表との親善試合を前に、代表チームを離脱するという。ただし、ケガからの復帰直後であることが原因で、新たなトラブルを抱えているわけではないようだ。ガレス・サウスゲート暫定監督は「彼はここ7週間ほど、1試合フルではプレーしていない。先発起用するつもりはなかったし、あとの2日間我々が行うプログラムとは別のメニューをこなしたほうが、彼のためだと判断したんだ」とコメント。離脱の理由を明かしている。
イングランド代表はW杯欧州予選でグループFに所属し、4試合で勝ち点10を獲得して単独首位に立っている。