ウェストハムは、フランス代表MFディミトリ・パイェを簡単には放出しないようだ。12日付けのイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によればフランス王者のパリ・サンジェルマンが、来年1月の移籍市場でパイェを獲得することを画策しているという。しかしウェストハム側には売却の意思がなく、2021年までとなっている契約では、解除金は設定されていないようだ。
昨夏にウェストハムへ加入したパイェは精度の高いフリーキックなどを武器にプレミアリーグで印象的なパフォーマンスを残し、チームを7位に導いた。2月には5年半の新契約を締結し、週給12万5000ポンド(約1700万円)というクラブ史上最高額の契約を交わしている。
スラヴェン・ビリッチ監督率いるウェストハムは今シーズン、降格圏から勝ち点1差の17位と大きく低迷している。パイェは1ゴール4アシストと攻撃陣を牽引しており、後半戦に巻き返しを狙うクラブとしてはなんとしても同選手を残留させたい状況だろう。