カタールのアル・サッドに所属する元スペイン代表MFシャビが、リヴァプールに所属するブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを称賛した。イギリスメディア『スカイスポーツ』などが15日に報じている
現在24歳のコウチーニョはリヴァプール5年目の今シーズン、プレミアリーグで全11試合に出場し5得点5アシストを記録。ブラジル代表の一員としても、10日の2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選第11節アルゼンチン代表戦で鮮やかなミドルシュートを突き刺すなど活躍を見せている。
そんな中同メディアは、バルセロナの中盤を支えていたシャビのコウチーニョへ向けたコメントを掲載。シャビはコウチーニョに関して、「彼はいつも僕が特別だと思っている選手だ。そしてクロップ監督のもとで、別のレベルへ到達した。ヨーロッパで彼より優れた中盤の選手はいない」と絶賛した。
コウチーニョがレベルアップした背景に、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督の存在を挙げたシャビ。同指揮官については、「ワールドクラスの選手へと育てた多くの経験がある」と選手育成に関する能力を高く評価。それだけに、「コウチーニョが在籍するのに(リヴァプールは)良いクラブだ」と説明した。
最近では、バルセロナからの関心も伝えられたコウチーニョ。それでもシャビは、「彼は今、すべてのことを無視して集中する必要がある。今シーズンのリヴァプールには本当にチャンスがあると思っているからね」とコメント。移籍の噂に流されず、リーグ首位に立つリヴァプールでタイトル獲得のために邁進するべきだとした。