壮絶なPK戦を制したチェルシーユース [写真]=Chelsea FC via Getty Images
イングランドの3部と4部のチームが出場するカップ戦「EFLトロフィー」。
8日に行われたチェルシーユース対オックスフォード・ユナイテッドの試合で、驚きのエピソードが生まれた。
試合は1-1のまま終了し、PK戦で決着を決めることになった。
そのPK戦では5人目まで終えて4-4の同点となり、サドンデスに突入。しかし、ここから先が長かった…。
11人を終えても8-8の同点で決着がつかず、ついに2周目に回ったのだ。
結局17番目(2周目の6番目)にボールを蹴ったオックスフォード・Uのウェズ・トーマスが失敗し、PK戦は13-12で終了。チェルシーユースが勝利した。
両チームの選手がPKを蹴った回数はなんと計34回。公式戦ではなかなか見ない数字である。
ちなみに、チェルシーユースのGKブラッドリー・コリンズは二度もキックを行い、一度目は失敗、二度目は成功。結果的にはチェルシーの最後のキッカーとなった。
試合後、オックスフォード・Uは試合結果についてTwitterに「チェルシーがボーナスポイントを手にした」と書いているが、行き場のない思いが伝わってくる。
なお、Jリーグでは1995年の浦和レッズ対名古屋グランパス戦で28人が蹴ったという記録が残っている(9-10で名古屋が勝利)。
(記事提供:Qoly)
By Qoly