先発出場の岡崎は68分までプレーした [写真]=Leicester City FC via Getty Images
プレミアリーグ第12節が19日に行われ、ワトフォードと日本代表FW岡崎慎司所属のレスターが対戦した。
ここまで4勝3分け4敗で8位と好調のワトフォードが、3勝3分け5敗で14位と苦しんでいるレスターをホームに迎えての一戦。レスターは今シーズン、アウェーで1分け4敗と大苦戦を強いられており、敵地で初白星を狙う。岡崎はツートップの一角で4試合連続の先発出場。そのほか、MFリヤド・マフレズやFWジェイミー・ヴァーディらが起用された。
試合開始から32秒、ワトフォードは左サイドからのロベルト・ペレイラがドリブルで突破して左足でクロスを挙げると、これをニアサイドのトロイ・ディーニ―が頭ですらす。最後はエリア内中央のエティエンヌ・カプーが右足ボレーをゴール左に蹴り込み、あっという間に先制点が生まれた。
勢いづくワトフォードは12分、再び左サイドから仕掛けると、ドリブルでエリア内に侵入したペレイラが右足でシュート。弧を描いたボールがゴール右隅に吸い込まれ、リードが2点に広がった。
追いかけるレスターは15分、エリア内左でパスを受けたヴァーディがDFに倒されてPKを獲得。これをマフレズがゴールド真ん中に突き刺し、すぐに1点差に詰め寄った。
その後は一進一退の攻防となったが得点は生まれず、このまま2-1で前半を折り返す。
後半に入り65分、ワトフォードが決定機を迎える。右サイドから崩すと、ダリル・ヤンマートのクロスにファーサイドのペレイラがフリーで合わせたが、ヘディングシュートはGKに阻まれた。
同点を目指すレスターは68分、クリスティアン・フクスと岡崎を下げて、ジェフ・シュルップとデマライ・グレイを投入。78分にはマーク・オルブライトンに代えてアーメド・ムサをピッチへ送り出す。
終盤はレスターが敵陣に押し込む時間が続いたが、最後までワトフォードの守備を崩すことができず、試合はこのまま2-1でタイムアップを迎えた。レスターはこれで今シーズン早くも6敗目。またも敵地で白星を逃し、今節の結果次第で降格圏に転落する恐れも出てきた。
次節、ワトフォードは27日にストークと、レスターは26日にミドルズブラと、それぞれホームで対戦する。
【得点者】
1-0 1分 エティエンヌ・カプー(ワトフォード)
2-0 12分 ロベルト・ペレイラ(ワトフォード)
2-1 15分 リヤド・マフレズ(PK)(レスター)
By サッカーキング編集部
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