Y・トゥーレ(42番)の2ゴールでマンCが競り勝った [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第12節が19日に行われ、クリスタル・パレスとマンチェスター・Cが対戦した。
11試合を終えて7勝3分け1敗、勝ち点「24」のマンチェスター・C。今シーズンは開幕6連勝と好スタートを切ったものの、第7節以降の5試合は1勝3分け1敗と波に乗り切れていない。前節終了時点でリヴァプールに首位を明け渡している。
国際Aマッチウイーク明けの初戦、敵地での一戦に臨むジョゼップ・グアルディオラ監督は、代理人との確執から起用を避けていると報じられていたヤヤ・トゥーレを先発メンバーに指名。同選手は今シーズンのプレミアリーグで初先発初出場となった。また、ヴァンサン・コンパニやラヒーム・スターリング、ケヴィン・デ・ブライネ、セルヒオ・アグエロらも先発メンバーに名を連ねている。
立ち上がりから拮抗した展開となった一戦。マンチェスター・Cは33分、左サイドを駆け上がったアレクサンダル・コラロフのクロスにアグエロが飛び込んだが、枠の外へ外れた。35分にはアクシデント。コンパニが負傷し、37分にパブロ・サバレタとの交代を強いられることとなった。
それでも39分、マンチェスター・Cが先制に成功する。ペナルティーエリア手前でボールを持ったトゥーレが相手を引き付けて縦パスを出し、ノリートとのワンツーでエリア内へ。リターンを受けたトゥーレは右足ダイレクトでシュートを突き刺した。グアルディオラ監督の起用に応えるゴールで、マンチェスター・Cが1点リードで前半を終えた。
ビハインドを負ったクリスタル・パレスは後半開始時からコナー・ウィッカムを投入。立ち上がりから積極的に攻勢をかける。対するマンチェスター・Cは65分、右サイドからのクロスにアグエロが反応したが、シュートはゴールライン上で相手DFにクリアされ、追加点とはならなかった。
そして66分、次のゴールはクリスタル・パレスのものだった。ペナルティーエリア左手前でパスを受けたウィッカムがトラップでサバレタをかわし、左足を一閃。GKクラウディオ・ブラボは強烈なシュートを弾き出すことができず、ゴールが決まった。
1-1の同点となり、グアルディオラ監督は67分にダビド・シルバを投入。攻撃陣を活性化して打開を図る。そして83分、決勝ゴールが生まれた。右CKからペナルティーエリア中央へ飛んだ低いボールにトゥーレが合わせ、ゴールネットを揺らした。
試合は2-1で終了。初先発のトゥーレが2ゴールを挙げ、マンチェスター・Cが敵地で競り勝った。マンチェスター・Cは勝ち点を「27」に伸ばし、今節でサウサンプトンと引き分けたリヴァプールと並んでいる。次戦は23日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でボルシアMGと対戦。プレミアリーグの次節は26日、バーンリーとのアウェーゲームとなる。一方のクリスタル・パレスは次節、スウォンジーとアウェーで対戦する。
【得点者】
0-1 39分 ヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・C)
1-1 66分 コナー・ウィッカム(クリスタル・パレス)
1-2 83分 ヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・C)
By サッカーキング編集部
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