リヴァプールとサウサンプトンの一戦はスコアレスドロー [写真]=Liverpool FC via Getty Images
プレミアリーグ第12節が19日に行われ、日本代表DF吉田麻也のサウサンプトンとリヴァプールが対戦した。吉田はベンチスタートだった。
立ち上がりはサウサンプトンが攻勢をかけ、サイド攻撃でゴールを目指した。ただ、シュートを枠に飛ばすには至らず、決定機は作れない。対するリヴァプールは28分、右サイドからのクロスがペナルティーエリア内に入り、細かいパス交換から最後はサディオ・マネが強烈なシュート。枠を捉えたが、相手GKの好守に阻まれて先制ゴールとはならなかった。
次第にサウサンプトンを押し込み始めたリヴァプールは33分、フィリペ・コウチーニョがペナルティーエリア手前からミドルシュートを放ったが、枠の左へ。40分にはマネがペナルティーエリア内に入ってシュートを放ったものの、カバーに戻った相手DFにブロックされた。前半は0-0で終了した。
スコアレスで迎えた後半もリヴァプールが攻勢をかける。マネがペナルティーエリア手前から縦へ持ち出し、スピードに乗った突破から左足シュートを放ったが、相手GKにキャッチされた。49分にはカウンターからコウチーニョがフリーでペナルティーエリア内に入ったが、左足シュートは相手DFのブロックに遭って枠には飛ばなかった。
リヴァプールは57分にも右サイドからのFKでチャンスを迎えたが、クロスに合わせたボールは枠を捉えず。サウサンプトンも58分、敵陣でのボール奪取から右サイドを突破し、クロスに合わせたチャーリー・オースティンのヘディングシュートは枠の左へ逸れた。
66分、リヴァプールはロベルト・フィルミーノがコウチーニョからのラストパスを受けてペナルティーエリア内でフリーに。しかし、右足シュートは枠の左へと外れた。76分には左サイドからのクロスにフィルミーノが飛び込んだが、シュートを枠に飛ばすことはできず。リヴァプールは最後までゴールネットを揺らすことができず、勝ち点3を獲得することはできなかった。
試合は0-0で終了。リヴァプールは攻め込みながらもゴールが遠く、勝ち点1を得るにとどまった。なお、ベンチ入りの吉田に出場機会はなかった。リヴァプールは勝ち点を「27」に伸ばして首位をキープしているが、マンチェスター・Cと同勝ち点で並ばれている。20日に今節でミドルズブラと対戦するチェルシーが勝った場合、2位に転落することとなる。
リヴァプールの次節は26日、サンダーランドと対戦。一方のサウサンプトンは24日、ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第5節でスパルタ・プラハと敵地で対戦し、27日にはプレミアリーグ第13節でエヴァートンをホームに迎える。
By サッカーキング編集部
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