2ゴールを挙げて勝利の立役者となったY・トゥーレ [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第12節が19日に行われ、クリスタル・パレスとマンチェスター・Cが対戦。元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが2ゴールを挙げ、マンチェスター・Cが2-1と競り勝った。
試合後、トゥーレが喜びを語った。イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
今シーズンのプレミアリーグ初先発初出場で2ゴールを挙げたトゥーレは「メンタル面の準備はできていたし、監督がいつか自分を必要としてくれることもわかっていた」とコメント。「プレーをすることができて、本当に嬉しく思っている。サッカーをすることができて本当に幸せだよ」と、ピッチに立った喜びをかみしめていた。
トゥーレは今シーズン、自身の代理人を務めるディミトリ・セルク氏が発端となり、ジョゼップ・グアルディオラ監督から出場機会を与えられない日々が続いた。同選手はチャンピオンズリーグ(CL)の登録メンバーに選ばれず、セルク氏が「恥をかかせた」などとコメント。グアルディオラ監督はセルク氏の発言を受け、「彼が謝るまで、ヤヤを出場させない」と話し、対立関係が続いていた。
しかし今月4日、トゥーレが自身のフェイスブックに「僕自身と代理人に代わって、コーチ陣やクラブで働く全ての人たちに、過去の誤解を謝罪したい。これまでのコメントは、クラブや関係者に対する僕の考えを表したものではない」などと綴り、謝罪の意を表明した。
そして今節、グアルディオラ監督はトゥーレを先発メンバーに指名。今シーズンのプレミアリーグで初先発初出場となった同選手は、2ゴールを挙げて勝利の立役者となった。
トゥーレは「チームメイトは自分にとって非常に大切な存在だ。彼らはいつも手助けをしてくれる。自分は常に、チームの手助けをしたいと思っている。自分はプロなんだ。試合をより良いものにしたいんだよ」と話し、チームへの献身を誓っている。
マンチェスター・Cの次戦は23日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でボルシアMGと対戦。プレミアリーグの次節は26日、バーンリーとのアウェーゲームとなる。
By サッカーキング編集部
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