決勝点を挙げたD・コスタ [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第12節が20日に行われ、ミドルスブラとチェルシーが対戦した。
15位のミドルスブラが2位チェルシーをホームに迎えての一戦。現在リーグ戦5試合連続完封で5連勝中と好調を維持するチェルシーは、4試合連続得点中のベルギー代表MFエデン・アザール、得点ランキングトップのスペイン代表FWジエゴ・コスタらがスタメンに名を連ねた。
試合は28分、チェルシーが決定機を迎える。アザールのスルーパスにヴィクター・モーゼスがエリア内右に抜け出す。マイナス気味に折り返すと、フリーになっていたペドロが右足でシュート。しかしながら、GKビクトル・バルデスが左手でわずかに触り、ボールはゴール上に逸れた。
41分、チェルシーが先制に成功する。左CKからアザールが右足で鋭いクロスを供給。両チームの選手が競り合うと、ボールはエリア内左にこぼれる。浮き球にいち早く反応したD・コスタが左足を振り抜くと、ボールはゴール右に吸い込まれた。これが、D・コスタにとって今シーズン10得点目となった。前半はこのまま終了し、チェルシー1点リードで折り返す。
後半に入って77分、チェルシーは追加点のチャンスを作り出す。エリア内中央でD・コスタが頭でボールを落とすと、フリーで走り込んだペドロが左足でシュート。ボールは惜しくもゴール左上のクロスバーに弾かれ、枠を捉えられなかった。
直後の78分、ミドルスブラはカウンターからアダマ・トラオレがハーフライン付近からドリブルで一気に駆け上がる。エリア付近左まで運ぶと、右サイドに走り込んでいたアルバロ・ネグレドにラストパス。左足で巧みなトラップで収め、左足の強烈なボレーシュートを放ったが、GKティボー・クルトワが好セーブで阻んだ。
試合はこのまま終了。チェルシーが1-0と勝利を収め、6試合連続の完封で6連勝を飾った。今節、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンとドローに終わったリヴァプールをかわし、リーグ首位に躍り出た。
次節は26日、ミドルスブラは敵地で日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターと、チェルシーはホームでトッテナムと対戦する。
【スコア】
ミドルスブラ 0-1 チェルシー
【得点者】
0-1 41分 ジエゴ・コスタ(チェルシー)
By サッカーキング編集部
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