昨季は確執を報じられたアザール(左)とモウリーニョ監督(右) [写真]=Man Utd via Getty Images
チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールが、昨シーズンの途中で同クラブの指揮官を解任されたジョゼ・モウリーニョ監督(現マンチェスター・U)に励ましのメールを送っていたことを明かした。20日付のイギリス紙『サン』が伝えている。
アザールは2014-15シーズンにプレミアリーグで14ゴール9アシストの成績を残し、モウリーニョの下でプレミアリーグ制覇に貢献するとともに、PFA(ファン選考)、FWA(記者選考)、リーグ公式の年間最優秀選手賞3冠を達成。しかし昨シーズンは精彩を欠き、4ゴール3アシストと大きく成績を落とした。チームも低迷し、モウリーニョ監督はシーズン半ばの昨年12月に解任。低調な出来だったうえ、指揮官との確執まで噂されたアザールは、スペイン代表FWジエゴ・コスタや同MFセスク・ファブレガスらとともに、サポーターから「裏切り者」と批判を受けていた。
しかしアザールは「僕たちは常に一緒だった。良いときも、悪いときもね。一緒に苦しんでいたんだ」とコメント。モウリーニョ監督との不仲説を否定した。さらに同指揮官が解任された際には「『グッド・ラック』とメッセージを送ったよ」とも明かしている。
「チェルシーがチャンピオンになりたいから、あまり多すぎると困るけれど、またいくつかの試合に勝ってほしい。僕は彼に、再びトップに立ってほしいんだ」
最後に、現在はマンチェスター・Uで指揮を執るモウリーニョ監督にエールを贈ったアザール。“ケンカ別れ”したように報じられてきた両者の関係だが、冗談交じりに話せる程度には問題がないようだ。
(記事/Footmedia)
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