現在はマンチェスター・UでプレーするFWイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、MLS(メジャーリーグ・サッカー)への移籍を示唆した。イギリス紙『ガーディアン』など複数紙が22日に報じている。
21日にスウェーデンサッカー協会(SvFF)から10年連続11度目となるゴールデン・ボール賞(年間最優秀選手賞)を受賞したイブラヒモヴィッチ。同選手は表彰後、今夏にも噂されたMLSへの移籍について言及した。
同紙によるとイブラヒモヴィッチは、「俺にとって大きな選択肢だ」とMLS移籍の可能性が十分にあるとした。さらに、「ヨーロッパでしたのと同じように、アメリカを征服する自分の姿が見える」と続け、新たなステージでの活躍に自信を見せた。
母国スウェーデンのマルメでプロキャリアをスタートさせたイブラヒモヴィッチ。その後はアヤックス、ユヴェントス、インテル、バルセロナ、ミラン、パリ・サンジェルマンと各国のビッグクラブを渡り歩き、数多くのタイトルをそれぞれのクラブで手にした。こうした自身の活躍に対して、「俺はナポレオンのように旅してきた。そして、足を踏み入れたすべての国を征服してきたんだ。だから俺はナポレオンもしなかったことをするべきなんだよ。大西洋を横断し、アメリカを征服するのさ」とコメント。フランスの偉人、ナポレオン・ボナパルトの名前を出し、同氏を超えるべくアメリカへの進出願望を口にした。
今夏加わったマンチェスター・Uについて、「俺が去ったクラブほど強くない」と前所属のパリ・サンジェルマンよりも弱いと評価した同選手。しかしながら、「モウリーニョが俺を求めたから、決断は簡単だった。彼が電話してきて、(マンチェスター・Uへ)来ることに何の問題もなかったよ」とジョゼ・モウリーニョ監督から誘いを受けたことが加入の大きな理由となったことを明かした。それでもやはり、「俺は決して挑戦に反対することはない」と一つのクラブにとどまらない自身の考えを口にしている。
By サッカーキング編集部
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