岡崎は先制ゴールを挙げチームの勝利に貢献した [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節が22日に行われ、日本代表FW岡崎慎司所属のレスター(イングランド)とクラブ・ブルージュ(ベルギー)が対戦した。
引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定するレスターは、前線に岡崎を起用。同選手にとってはこれがCL初のスタメンとなった。その他、エースのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディを岡崎の横に並べ、同MFダニー・ドリンクウォーターや、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズらも先発出場させた。
試合開始から5分、岡崎がクラウディオ・ラニエリ監督の起用に応える。クリスティアン・フクスが左サイドをパスワークで抜け出すと、そのままクロスボールを供給。これをニアサイドへ走りこんだ岡崎が左足でミートすると、ボールはゴール左上へ吸い込まれ先制ゴールとなった。岡崎にとってはこれがCL初得点となっている。
さらにレスターは28分、左サイドからドリブルを仕掛けたマーク・オルブライトンがエリア内でディオン・クールスに足をひっかけられPKを獲得。このチャンスでキッカーを務めたマフレズが落ち着いて決め、リードを2点に広げた。
2-0で後半に入って52分、クラブ・ブルージュが1点を返す。ホセ・イスキエルドが右サイドを強引にドリブル突破。そのままエリア右に進入すると、迷いなく右足を振りぬいた。強烈なシュートにGKロン・ロベルト・ツィーラーが反応するも及ばず、ボールはゴール右上へ突き刺さった。
1点差に詰め寄られたレスターは68分、岡崎とマフレズを下げ、デマレイ・グレイとジェフ・シュルップを投入した。
すると69分、敵陣でパスカットしたシュルップがドリブルで持ち運び左足でミドルシュート。しかしGKルドヴィク・ビュテルが落ち着いてボールをキャッチし、失点を阻止した。
その後も攻撃の手を緩めないレスター。得点は奪えなかったもののこのままタイムアップを迎え、2-1で勝利した。この結果、レスターのCL決勝トーナメント進出が決定。68分までプレーした岡崎は1ゴールを記録している。
グループステージ最終節でレスターはポルト(ポルトガル)と、クラブ・ブルージュはコペンハーゲン(デンマーク)と対戦する。
【得点者】
1-0 5分 岡崎慎司(レスター)
2-0 30分 リヤド・マフレズ(PK)(レスター)
2-1 52分 ホセ・イスキエルド(クラブ・ブルージュ)
By サッカーキング編集部
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