今季加入したマンチェスター・Uで不遇の時を過ごしているムヒタリアン [写真]=Man Utd via Getty Images
マンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、同クラブに所属するアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンが出場機会を減らしている理由を語った。イギリス紙『テレグラフ』が21日付で伝えている。
今夏、ドルトムントからマンチェスター・Uに移籍金2630万ポンド(約36億円)で加入したムヒタリアン。ただ、昨シーズンのドルトムントでは公式戦52試合で23得点32アシストの大活躍を見せたアタッカーも、今シーズンはプレミアリーグへの適応に苦しんでおり、なかなか出場機会を得ることができていない。
19日に行われたプレミアリーグ第12節のアーセナル戦でベンチ外となったムヒタリアンについて、モウリーニョ監督は「彼には『アーセナル戦は君が活きる試合ではない。ベンチ入りしたとしても、10分や20分の出場機会すらないだろう。先発出場、あるいは後半から出場するためには、もっと調子を上げなければならない』と伝えたよ」と話している。
さらに、「彼は、プレッシャーがない状態でクオリティを表現できる状況を必要としている。その状況には近づいてきているよ。(次の)フェイエノールト戦で出場機会があるだろうということは伝えたし、彼は努力している。明らかに現状に不満はありそうだが、そのフラストレーションを良い方向に変えているように思う。口を閉じて(プレミアリーグに)適応するために努力しているよ」とコメントし、次の試合でムヒタリアンに出場機会があることを仄めかしている。
マンチェスター・Uは25日に行われるヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第4節で、フェイエノールトをホームに迎える。
By サッカーキング編集部
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