アーセナルとパリ・サンジェルマンの一戦はドロー決着となった [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節が23日に行われ、アーセナル(イングランド)とパリ・サンジェルマン(フランス)が対戦した。
すでに決勝トーナメント進出を決めている両者の一戦。この試合に勝利したチームが、首位通過となる。アーセナルのスタメンにはドイツ代表MFメスト・エジル、チリ代表FWアレクシス・サンチェス、フランス代表FWオリヴィエ・ジルーらが並んだ。対するパリ・サンジェルマンは、エースのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニのほか、フランス代表MFブレーズ・マテュイディらが先発起用されている。
試合開始から18分、パリ・サンジェルマンがネットを揺らす。チアゴ・モッタの縦パスを受けたマテュイディが、エリア左からグラウンダーのクロスを供給。これをファーサイドに走りこんだカバーニが右足でゴールへ押し込んだ。
さらにパリ・サンジェルマンは31分、CKのセカンドボールを拾ったトーマス・ムニエが右足でミドルシュート。しかしこれはDFに引っかかり、得点には至らない。
先制点を奪われたアーセナルはなかなか攻撃の形を作れない。それでも45分、エリア右でサンチェスがグジェゴシュ・クリホヴィアクのタックルを受けPKを獲得。これをジルーが落ち着いて決め同点に追いついた。
1-1で後半に入って54分、パリ・サンジェルマンはピッチ中央でFKを獲得すると、ルーカス・モウラが直接狙った。GKダビド・オスピナは反応できなかったが、ボールはクロスバーに直撃。得点には至らない。
すると59分、アーセナルはアーロン・ラムジーがエリア右でシュート。これはDFマルキーニョスがクリアするが、ボールがマルコ・ヴェラッティに当たって跳ね返ると、そのままゴールに吸い込まれた。意外な形でアーセナルが逆転に成功する。
それでもパリ・サンジェルマンは77分、CKをファーサイドのルーカスが頭で合わせると、ゴールライン上のアレックス・イウォビがクリアを試みるも成功せず。そのままネットを揺らし、同点に追いついた。
続く82分、パリ・サンジェルマンはルーカスのアーリークロスに、カバーニが頭から飛び込んだ。しかしシュートは枠に飛ばず、勝ち越しゴールとはならなかった。
その後、両チームともに得点は生まれず、2-2で試合終了。アウェーゴールの関係で、パリ・サンジェルマンがアーセナルよりも優位に立っている。
グループステージ最終節でアーセナルはバーゼル(スイス)と、パリ・サンジェルマンはルドゴレツ(ブルガリア)と対戦する。
【スコア】
アーセナル 2-2 パリ・サンジェルマン
【得点者】
0-1 18分 エディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)
1-1 45+1分 オリヴィエ・ジルー(PK)(アーセナル)
2-1 59分 OG(マルコ・ヴェラッティ)(アーセナル)
2-2 77分 ルーカス・モウラ(パリ・サンジェルマン)
By サッカーキング編集部
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