FAのグレンCEO(右)と正式就任が決まったサウスゲート監督(左)[写真]=The FA via Getty Images
イングランドサッカー協会(FA)は11月30日、ガレス・サウスゲート監督がイングランド代表の指揮官に正式就任したことを、同協会公式サイトで発表した。
📰 @GarethSouthgate has been appointed as the new #ThreeLions manager. pic.twitter.com/i7bcKTFVm7
— England (@England) November 30, 2016
契約は、2018年のロシア・ワールドカップやユーロ2020を含む4年間。暫定指揮を経て正式就任したサウスゲート監督は「イングランド代表指揮官に任命されたことをとても誇りに思う。だが、就任はただの通過点に過ぎない。この任務を成功させたいんだ。選手たちと一緒に戦ってきたこの4試合を楽しんだし、チームには大きな可能性があると思う。サポーターたちが誇りに思い、成長やプレーを楽しめるようなチームを作らなければいけない。私は全力を捧げる覚悟を決めている。この瞬間から私のハードワークが始まるよ」とコメントした。
現在46歳のサウスゲート氏は、現役時代にクリスタル・パレス、アストン・ヴィラ、ミドルスブラで活躍し、イングランド代表でも57試合に出場。現役を引退した2006年から2009年までミドルスブラを指揮し、2013年からはイングランドU-21イングランド代表監督を務めていた。だが、不祥事によるサム・アラダイス前監督の辞任に伴い、今年9月に暫定ながらA代表の監督に昇格。就任後の4試合では、2勝2分けで無敗の成績を残していた。
FAのマーティン・グレンCEO(最高経営責任者)は「彼はこの暫定指揮の4試合で素晴らしいパフォーマンスを見せていた。厳しいインタビューの人選プロセスでも、我々を納得させた。ガレスはFAを代表する偉大な人物で、フットボールにおいて素晴らしい戦術家でありリーダーである。それ以前に勝者でもあり、それこそこの任務で重要なパートである」と語った。
By サッカーキング編集部
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