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中国の“爆買い”、チェルシー主将にも…上海申花、テリーに巨額オファーか

2016.12.01

上海申花からの関心を報じられたテリー [写真]=Getty Images

 中国スーパーリーグ(1部)の上海申花が、チェルシーに所属する元イングランド代表DFジョン・テリーの獲得を狙っているようだ。イギリス紙『デイリーメール』が11月30日に報じている。

 上海申花は11月29日、グスタボ・ポジェ氏の新指揮官就任を発表。元ウルグアイ代表のポジェ氏は選手時代、1997年から2001年までチェルシーに所属し、テリーとともにプレーした。

 同紙によると、ポジェ監督が新天地での最初の補強として、テリーの獲得を望んでいるという。同選手は昨シーズン途中、今夏にチェルシーを退団する可能性を取り沙汰されていたが、1年間の契約延長が発表された。今シーズンは負傷もあり、プレミアリーグ第13節終了時点で5試合出場にとどまっているが、アントニオ・コンテ新監督の下で開幕から4試合連続で先発メンバーに名を連ねている。

 来年1月から交渉可能となる同選手については、トルコやアメリカのクラブからも関心を寄せられている模様。上海申花は、現在の週給が5万ポンド(約720万円、年俸換算で約3億7000万円)と報じられているテリーに巨額のオファーを提示する意向のようだ。

 チェルシーでキャプテンを務めるテリーは1980年生まれの35歳。1995年にチェルシーの下部組織に加入し、1998年にトップチームへ昇格した。2000年にノッティンガム・フォレストへ短期間の期限付き移籍を経験した以外はキャリアの全てをチェルシーで過ごしている。今年3月12日に行われたFAカップ6回戦(準々決勝)エヴァートン戦では、クラブ史上3人目となる公式戦通算700試合出場を達成。プレミアリーグを4度制し、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグでも優勝を果たすなど、チェルシーに数々のタイトルをもたらしてきた。

By サッカーキング編集部

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