今季2ゴール目を決めた岡崎慎司 [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第14節が3日に行われ、サンダーランドと日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターが対戦した。岡崎は7試合ぶりのベンチスタートとなった。
前節、14位のレスターは15位のミドルスブラと対戦。相手に先行される展開となったが、後半アディショナルタイムにFWイスラム・スリマニがPKを決め、辛くもドローに持ち込んだ。一方、サンダーランドは11、12節で連勝を飾ったものの、前節は2位リヴァプールに完封負け。勝ち点8で最下位に沈んでいる。両チームともになんとしても勝ち点3がほしい試合となった。レスターのクラウディオ・ラニエリ監督は、前節のスタメンから岡崎を代え、スリマニをFWジェイミー・ヴァーディの相棒に据えた。
序盤からチャンスを作ったのはホームのサンダーランド。4分、左サイドからの折り返しを受けたヴィクター・アニチェベがダイレクトシュートを放ったが、ここはレスターDFがなんとかブロックした。
なかなかシュートまで持ち込めないレスター。24分、左サイドのクリスティアン・フクスがアーリークロスを入れると、ヴァーディがヘディングで合わせたが、ここはわずかに枠の右に外れた。このまま0-0のスコアレスでハーフタイムを迎えた。
レスターは55分、左サイドを突破したマーク・オルブライトンがマイナスの折り返し。ヴァーディがスルーし、スリマニがダイレクトシュートを狙ったが、ここはGKジョーダン・ピックフォードに防がれてしまった。
すると64分、ホームのサンダーランドが先制する。右CKを獲得すると、途中出場のヤン・キルヒホフが放ったヘディングシュートがロベルト・フートに当ってゴールネットを揺らした。
リードを許したレスターは69分にスリマニを下げて岡崎を投入。73分にはオルブライトンとリヤド・マフレズを下げ、アーメド・ムサとデマレイ・グレイを投入して反撃に出る。
しかし、次の得点を挙げたのは再びサンダーランド。77分、左サイドのアニチェベがエリア内のダンカン・ワトモアへパスを送る。ワトモアがシュートを放つと、DFに当たった跳ね返りをジャーメイン・デフォーがダイレクトシュート。これがゴール右下に決まり、サンダーランドが追加点を奪った。
レスターは厳しい状況に立たされたが、すぐさま反撃に出る。81分、左サイドを突破したグレイがニアに速いクロスを入れる。これを走り込んだ岡崎が合わせ、レスターが1点差に迫った。岡崎にとっては今シーズン2ゴール目となった。
その後もレスターは同点ゴールを目指して攻め込んだが、結局追いつくことはできず、1-2でサンダーランドに敗れた。これでレスターは今シーズン7敗目となった。一方、サンダーランドは2試合ぶりの勝利で最下位を脱出した。
次節、サンダーランドは敵地でスウォンジーと、レスターはホームでマンチェスター・Cと対戦する。
【得点者】
1-0 64分 オウンゴール(ロベルト・フート)(サンダーランド)
2-0 77分 ジャーメイン・デフォー(サンダーランド)
2-1 81分 岡崎慎司(レスター)
By サッカーキング編集部
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