アーセナルが逆転勝利、暫定首位浮上! エジル弾などでストークを撃破

エジル

逆転ゴールのエジル(中央)を祝福するアーセナルの選手たち [写真]=Getty Images

 プレミアリーグ第15節が10日に行われ、アーセナルとストークが対戦した。

 第14節を終えて勝ち点「31」のアーセナル。リーグ戦は第1節リヴァプール戦の黒星以来、13試合負けなしとなっている。首位チェルシーを3ポイント差で追う中、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節のバーゼル(スイス)戦から中3日でホームゲームを迎えた。先発メンバーにはメスト・エジルやアレクシス・サンチェス、セオ・ウォルコットらが名を連ねている。

 アーセナルは12分、最終ラインの背後でスルーパスを受けたウォルコットが強烈なシュートを放ったが、相手GKの好守に阻まれてします。すると均衡を破ったのは、アウェーのストークだった。29分、ペナルティーエリア内での競り合いでアーセナルのグラニト・ジャカがファウル。PKとなり、チャーリー・アダムがゴール右隅へ豪快に決めた。

ストークがPKで先制に成功した [写真]=Getty Images

 ビハインドを負ったアーセナルは42分に反撃。右サイド深くまでオーバーラップしたエクトル・ベジェリンの高速クロスにウォルコットが反応し、ニアサイドから押し込んだ。1-1。同点で前半が終了した。

同点ゴールを決めたウォルコット [写真]=Getty Images

 後半立ち上がり、アーセナルが逆転に成功する。49分、敵陣中央でボールを持ったアレックス・オックスレイド・チェンバレンの浮き球のパスに反応したエジルが、ペナルティーエリア内でヘディングシュート。前に出てきていた相手GKの頭上を越え、ゴールネットを揺らした。

 逆転に成功したアーセナルは75分、サンチェスが左サイドからドリブルでカットイン。ペナルティーエリア左手前で相手DFに倒されたが、こぼれ球を引き取る形でアレックス・イウォビが突破する。イウォビはエリア内に入り、冷静に右足シュートをゴール右隅へ決めた。

勝利を決定付ける3点目を決めたイウォビ [写真]=Arsenal FC via Getty Images

 試合は3-1で終了。アーセナルが逆転勝利を収め、リーグ戦3連勝を果たした。勝ち点は「34」となってチェルシーに並び、得失点差で上回って暫定首位に立っている。なおチェルシーは今節、11日にウェスト・ブロムウィッチと対戦する。

 アーセナルの次節は13日、エヴァートンとアウェーで対戦。一方のストークは次節、14日に日本代表DF吉田麻也のサウサンプトンと対戦する。

【スコア】
アーセナル 3-1 ストーク

【得点者】
0-1 29分 チャーリー・アダム(PK)(ストーク)
1-1 42分 セオ・ウォルコット(アーセナル)
2-1 49分 メスト・エジル(アーセナル)
3-1 75分 アレックス・イウォビ(アーセナル)

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