チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督が、シーズンを戦う上でのケガ人の少なさについて言及した。10日、クラブ公式HPが伝えている。
3日に行われたプレミアリーグ第14節でマンチェスター・Cを3-1と下し、連勝を8へ伸ばしたチェルシー。同サイトによるとコンテ監督は、「長い間、ほとんどケガ人がいなくてとても嬉しい。ケガ人の数はシーズンの終わりに常に重要になってくる」と負傷選手の少なさを喜んだ。
さらに同指揮官は、「筋肉系のケガを避けることができるのは重要。外傷性のケガは避けるのが非常に難しい。けれど筋肉の問題は、それを避けるために、トレーニング中にメディカルスタッフと連携を図り、選手とともに働くことが大事になってくる」とチーム一丸となってケガに対する予防策を講じていることを明かした。
マンチェスター・C戦では、クラブに所属するブラジル代表DFダヴィド・ルイスが、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロからタックルを受けた。コンテ監督は、「確かにあのタックルはとても危険だった」と振り返る一方、クラブはD・ルイスが深刻な負傷はしていないことを伝えた。
チェルシーは11日、ウェスト・ブロムウィッチと対戦する。試合に向けてチームはトレーニングを行ってきたが、コンテ監督は「最も重要なのは、試合に正しい方法で準備すること。練習中や試合中に何が起こったかを確認する統計は大切だが、最も重要なのは私の目だ。他の人よりも疲れているのか、誰かが少し怠けているかを見て理解する。私の仕事では、目がとてもカギになってくる」と語り、練習を通じて選手のコンディションを見極めることの重要性を強調した。