ドルトムントで昨季デビューを果たしたMFプリシッチ [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが、同クラブのアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチを今冬放出しない意向を示した。13日付のイギリス紙『デイリーミラー』が報じている。
同紙によると、リヴァプールがプリシッチ獲得に興味を示している模様。今夏にも1100万ポンド(約16億円)の移籍金でドルトムントにオファーを打診したが、断られていたようだ。
ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツ・ディレクター)は「我々はクリスティアン(プリシッチ)を売らないとはっきり言うよ。彼は我々の計画のとても大きな部分を占めているんだ」と、プリシッチを放出しない意向を明言した。
また、「リヴァプールは時間を無駄にしない方がいい。彼らはお金を節約することができるね」と続け、リヴァプールにも諦めた方が懸命だと忠告した。
現在18歳のプリシッチは今年1月にブンデスリーガデビュー。4月のハンブルガーSV戦では初ゴールをマークし、17歳6カ月30日とリーグ史上4番目の若さ、ドイツ人以外では史上最年少記録を樹立していた。今シーズンはリーグ戦10試合に出場し、2ゴールを挙げている。
さらに、3月には2018 FIFAワールドカップロシア 北中米カリブ海予選グアテマラ代表戦でアメリカのA代表デビューを果たし、同国の史上最年少記録を更新。5月のボリビア代表との親善試合では初ゴールを挙げていた。
By サッカーキング編集部
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