去就に注目が集まっているハメス・ロドリゲス [写真]=Real Madrid via Getty Images
複数のオファーを受けていると明かし、今冬の移籍市場でレアル・マドリードを退団する可能性を報じられているコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス。去就に注目が集まっているが、今シーズン終了まで同クラブにとどまる見込みもあるようだ。イギリス紙『デイリーメール』が22日に報じている。
J・ロドリゲスはFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016のメンバーに登録され、15日の準決勝クラブ・アメリカ戦では途中出場。しかし、18日に行われた鹿島アントラーズとの決勝戦では出場機会を得られず、試合後には「僕にはいくつかオファーがある。それについて1週間考えたい」とコメントし、移籍の可能性を示唆していた。
20日付のスペイン紙『アス』によれば、J・ロドリゲスはコロンビアに帰国して休暇を楽しんでいるが、イギリス入国のためのビザを取得したとのこと。今冬の移籍市場でプレミアリーグのクラブへと活躍の場を移すのではないかと報じられていた。
しかし今回の報道によると、J・ロドリゲスはレアル・マドリード退団を切望しているものの、クラブ側は来年夏の移籍市場での放出を検討しているという。以前から移籍先候補として有力視されているチェルシーも、現時点では正式オファーを提示していない模様。同選手にはユヴェントスも関心を示しているが、巨額の移籍金を要するため、まずはレンタル移籍での加入を目指す形となるようだ。レアル・マドリードは完全移籍での売却を望んでいると見られ、ユヴェントス移籍の可能性は低いと予想されている。
今シーズン、リーガ・エスパニョーラ第16節終了時点(1試合未消化)で8試合出場1ゴールにとどまっているJ・ロドリゲス。移籍報道が絶えない日々は、今後も続くことになりそうだ。
By サッカーキング編集部
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