エヴァートン戦に出場した岡崎慎司 [写真]=Leicester City FC via Getty Images
プレミアリーグ第18節が26日に行われ、日本代表FW岡崎慎司所属のレスターとエヴァートンが対戦した。
15位と苦戦を強いられているレスターが9位エヴァートンをホームに迎えての一戦。プレミアリーグはここから年末年始にかけて過密日程の中での3連戦が予定されており、互いに1ポイントでも多く勝ち点を稼ぎたいところだ。
レスターは前節のストーク戦で一発退場となったFWジェイミー・ヴァーディが出場停止のため、岡崎とFWイスラム・スリマニがツートップを組む。対するエヴァートンはFWケヴィン・ミララスやFWロメル・ルカクらが先発に名を連ねた。
最初にチャンスを作ったのはレスター。11分、ペナルティエリア手前中央でボールを拾ったダニエル・アマーティが岡崎とのパス交換から左足でミドルシュートを放つ。しかし、ここはGKにキャッチされてしまった。15分にはカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がったデマライ・グレイがミドルレンジから右足を振り抜いたが、シュートは枠の右へ逸れた。
その後は互いにチャンスを作ることができず、スコアレスで前半を折り返す。
レスターはハーフタイムに岡崎を下げ、後半開始からダニー・ドリンクウォーターを投入。しかし、先に試合を動かしたのはエヴァートンだった。51分、ロングボール1本でディフェンスラインの裏に抜け出したミララスがエリア内右からゴール左にシュートを流し込み、先制ゴールが決まった。
追いかける展開となったレスターは64分、アンディ・キングとグレイを下げてリヤド・マフレズとレオナルド・ウジョアを投入し、交代枠を使い切る。直後の66分には右サイドのダニー・シンプソンが上げたクロスにウジョアがフリーで合わせたが、ヘディングシュートはGKの正面を突いた。
終盤に差し掛かった83分、エヴァートンはスルーパスでエリア内右に抜け出したルカクがゴール前にラストパスを通し、走り込んだイドリッサ・ゲイェがダイレクトで合わせたが、シュートは大きく枠の上に外れてしまった。
それでも後半アディショナルタイム1分、クリアボールを前線で拾ったルカクがDFを振り切ってエリア内まで侵入。GKの位置を見てゴール左にシュートを流し込み、エヴァートンが決定的な2点目を奪った。
試合はこのまま終了のホイッスルを迎え、アウェーのエヴァートンが2-0で勝利。レスターはリーグ戦3試合白星なしとなった。なお、岡崎は前半45分間プレーした。
By サッカーキング編集部
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