3連勝中のリヴァプール、優勝戦線生き残りを懸けたマンCとの大一番に臨む

　今節で折り返し地点を迎えるプレミアリーグ。現在、3連勝中と好調の2位リヴァプールは、3位マンチェスター・Cとの大一番に臨む。

　本拠地アンフィールドに11位ストークを迎えた前節は、FWジョナサン・ウォルターズに先制点を奪われたものの、35分にMFアダム・ララーナが同点弾をマークすると、前半終了間際にはFWロベルト・フィルミーノがコースを突く鋭いシュートを決めて逆転に成功する。序盤はストークに押され気味だったが、勢いを取り戻すと止められないのが今のリヴァプール。後半に入っても攻めの姿勢を崩すことなく、果敢にゴール前へと迫ると、相手DFのOG、FWダニエル・スタリッジとさらに2得点を追加。先制点を与えてしまったものの、リーグトップの45得点を記録している自慢の攻撃陣が爆発し、4－1で逆転勝利を収めた。これでリーグ戦4試合負けなしの3連勝を達成。さらに、ここ3試合で8得点1失点と、攻守両面において好調であることがこの数字からも見て取れる。

　首位チェルシー、2位リヴァプールの背中を追う、3位マンチェスター・Cは敵地でハルと対戦。72分にMFラヒーム・スターリングがペナルティエリア内で倒されてPKのチャンスを得ると、これをMFヤヤ・トゥーレが落ち着いて決めて先制する。さらにFWケレチ・イヘアナチョ、相手のOGと追加点を奪ったマンチェスター・Cが、3－0で快勝した。今月初めにはレスター、チェルシーと連敗を喫したが、これでリヴァプールと同じく3連勝と完全に復調。また、バルセロナ時代にジョゼップ・グアルディオラ監督との確執が取りざたされたヤヤ・トゥーレがスタメンに定着して以降、リーグ戦3連勝を挙げており、中盤の新たな基軸として存在感を示し始めている。

　昨シーズンの対戦では、リヴァプールが2連勝を達成。エティハド・スタジアムで行われた第13節は4－1、ホームでの第28節は3－0と、いずれもリヴァプールが大量得点を奪い、勝利を挙げている。

　ともに3連勝中と好調の両者による、優勝戦線生き残りを懸けた一戦は31日26時30分（1月1日2時30分）キックオフ。こちらをクリックして、リヴァプールが挑むビッグマッチに注目しよう。