ジルー(中央)は同点ゴール後、”スコーピオンキック”のポーズを披露した [写真]=Arsenal FC via Getty Images
プレミアリーグ第20節が3日に行われ、アーセナルとボーンマスが対戦し、3-3の引き分けに終わった。
この試合について、アーセナルに所属するフランス代表FWオリヴィエ・ジルーがサポーターの怒りを買っていたようだ。4日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えた。
アーセナルは前半に2得点を許し、後半にも失点したことで格下相手に3点を追う展開となった。しかし、70分にチリ代表FWアレクシス・サンチェスが1点を返し、直後にスペイン人FWルーカス・ペレスが追加点を決めると、後半アディショナルタイムにジルーがヘディングゴール。終了間際に試合を引き分けに持ち込んだ。
物議を醸しているのはゴール後にジルーが行ったゴールパフォーマンス。同選手は1月1日のプレミアリーグ第19節クリスタル・パレス戦で決めた“スコーピオンキック”を模したポーズを披露したのだが、格下相手に勝利が絶対条件とされるアーセナルにとって、同点に喜んでいる暇はない。ボールを抱えたイングランド代表MFアレックス・オックスレイド・チェンバレンが自陣に戻るよう指示したものの、ジルーは時間を使い続け、結果的にこれがサポーターの反感を買う形となった。
同紙によると、ツイッターではこの件を非難するコメントが並び、「ひどい」や「ばかげている」といった言葉が同選手に浴びせられたという。
土壇場での勝ち点確保に貢献したジルーだったが、劇的な同点ゴールによる活躍とは裏腹に、後味の悪い幕引きとなってしまったようだ。
By サッカーキング編集部
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