エヴァートンは12日、マンチェスター・Uからフランス代表MFモルガン・シュナイデルランが完全移籍で加入したことを発表した。
エヴァートンの公式サイトによると、契約期間は4年半で2021年6月末まで。移籍金は現時点で2000万ポンド(約27億9000万円)で最大2400万ポンド(約33億5000万円)となる。
加入に際しシュナイデルランは、「エヴァートンはイングランドサッカー界で歴史あるビッグクラブで、大きな野望と期待があるチームだ。僕はこのスタジアムの雰囲気がずっと好きだった。この偉大なクラブの一員としてプレーするのが待ち遠しいよ」と、喜びを示した。
また、エヴァートンを率いるロナルド・クーマン監督とはサウサンプトン時代以来、1年半ぶりの再会。同選手は「ここには僕が知っている指揮官がいる。彼は僕のベストを引き出してくれるし、彼のスタイルもよくわかっている。初めから良くしてくれたし、彼のもとでプレーするのは楽しかったんだ」と、相性の良さを口にした。
現在27歳のシュナイデルランは母国フランスのストラスブールでプレーした後、2008年夏にサウサンプトンに加入。7年間でリーグ戦(2部、3部も含む)230試合に出場した。2015年夏にマンチェスター・Uに加入し、昨シーズンはプレミアリーグ29試合に出場。しかしながら、今シーズンから指揮官に就任したジョゼ・モウリーニョ監督のもとではポジションを確保できず、公式戦8試合の出場にとどまっていた。