チーム2点目を喜ぶチェルシーの選手ら [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第21節が14日に行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターとチェルシーが対戦した。
リーグ戦で15位と苦しむレスターが、2017年初となるホームでの一戦に、前節トッテナムに敗れ、リーグ戦の連勝が13でストップしたチェルシーを迎えた。アフリカ・ネーションズカップ2017開催の影響で、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズらを欠く中、レスターは出場停止処分を受けていたイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディがリーグ戦4試合ぶりの先発出場。岡崎はベンチスタートとなった。対するチェルシーは、スペイン代表FWジエゴ・コスタがベンチ外。前線にはブラジル代表MFウィリアン、スペイン代表FWペドロ、ベルギー代表MFエデン・アザールが並んだ。
試合開始から6分、早くもチェルシーが先制する。セサル・アスピリクエタのクロスがエリア内にこぼれると、アザールの落としを受けたマルコス・アロンソが右足シュート。ゴール右下へ突き刺した。
1点を追うレスターはクロスボールを多用する展開。しかしなかなかシュートへ繋げられない。一方のチェルシーも、先制点以降はリズムを掴めず、前半はこのまま終了を迎える。
後半立ち上がりの50分、チェルシーは右サイドでFKを獲得。ウィリアンのクロスボールはDFに跳ね返されるが、セカンドボールを拾ったM・アロンソが左足で思い切りよくミドルシュートを打った。するとボールはウェズ・モーガンにあたってコースが変わり、そのままゴール左下へ吸い込まれた。
2点ビハインドとなったレスターは60分、ロベルト・フートに代えて岡崎をピッチへ送り込んだ。
しかし71分、チェルシーがリードを広げる。ペドロの左足アウトサイドのパスでエリア右へ抜け出したウィリアンが右足でシュート。これは飛び出したGKカスパー・シュマイケルが防ぐが、こぼれ球をペドロが頭で押し込み、ネットを揺らした
劣勢のレスターは78分、左サイドから中央へ入ってきたベン・チルウェルが右足でミドルシュート。しかしこれはクロスバーの上へ大きく外れた。
結局、レスターは最後まで得点を奪えず、試合はこのままタイムアップ。リーグ首位のチェルシーが敵地で勝ち点3をゲットした。一方のレスターは、リーグ3試合ぶりの黒星となっている。なお、岡崎は試合終了時までプレーした。
次節、レスターは敵地で日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンと、チェルシーはホームでハルと、それぞれ22日に対戦する。
【得点者】
0-1 6分 マルコス・アロンソ(チェルシー)
0-2 50分 マルコス・アロンソ(チェルシー)
0-3 70分 ペドロ(チェルシー)
By サッカーキング編集部
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