モウリーニョ監督がデ・ヘア(左)とロメロ(右)への信頼を口にした [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督が、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアとアルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロへの信頼を語り、両選手の残留を希望した。20日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が同監督のコメントを伝えている。
2015年夏にはレアル・マドリード移籍が目前にまで迫ったデ・ヘア。今シーズンは不動の守護神としてここまでプレミアリーグ全21試合でゴールマウスを守っている。一方のロメロは今シーズンここまで公式戦5試合の出場にとどまっているものの、貴重なバックアッパーとして同監督から高く評価されている。
同メディアの伝えるところによると、モウリーニョ監督はロメロにボカ・ジュニオルス移籍の可能性があることを明かしたうえで、両選手の退団を望んでいないという。
「私が言えることは、二人とも同じように重要な選手なので、ここに残ることを期待しているということだ。ダビドより優秀なキーパーを持つことはできないし、セルヒオより優秀な代わりの選手を持つこともできない。セルヒオより優秀なプロフェッショナルを手に入れることはできないんだ」
「だから、もしセルヒオとボカとの関係が事実ならば、彼をここに残したいから私は彼を引き留めるだろう」
同監督はこのように話し、両GKへの信頼を明かしている。デ・ヘアにはレアル・マドリードからの関心が引き続き報じられており、またロメロが控えという立ち位置に納得していなければこちらも移籍を決断する可能性は十分あるが、指揮官の思いは二人に伝わったのだろうか。
By サッカーキング編集部
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