D・コスタ(一番右)の得点などでチェルシーが勝利した [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第22節が22日に行われ、チェルシーとハルが対戦した。
前節、日本代表FW岡崎慎司所属のレスターに3-0と勝利したチェルシー。リーグタイトル獲得へ向け、首位を快走する同クラブは今節、降格圏に沈むハルをホームに迎えた。アントニオ・コンテ監督やコーチらと対立が噂され、レスター戦をベンチ外となったスペイン代表FWジエゴ・コスタは先発に復帰。前節2ゴールのスペイン人DFマルコス・アロンソもスタメン出場となった。
試合開始から12分、アクシデントが発生する。チェルシーが右サイドから上げたクロスボールにガリー・ケーヒルとライアン・メイソンが反応。すると空中で頭同士が衝突し、両選手ともにピッチへ倒れ込んだ。ケーヒルが立ち上がった一方、メイソンはプレーを続けることはできず、21分にサポーターからの拍手の中、ピッチを後にした。
ゲームが再開して30分、チェルシーはショートコーナーをつなぎ、最後はピッチ中央のM・アロンソが左足でミドルシュート。ボールはDFに当たってコースが変わるが、GKエルディン・ヤクポヴィッチが何とかかきだした。
メイソンの治療の影響で前半のアディショナルタイムは9分と掲示。すると迎えた前半アディショナルタイム7分、右サイドでドリブルを仕掛けたヴィクター・モーゼスがグラウンダーのクロスを上げると、エリア内のD・コスタが右足でゴール右下へ流し込んだ。
後半に入って56分、エリア付近でボールを受けたD・コスタが中央へ持ち込んで左足のミドルシュート。しかしこれはGKヤクポヴィッチの正面へボールが飛び、得点とはならなかった。
その後、追加点を奪えない時間が続いたチェルシー。しかし81分、左サイドの深い位置でFKを獲得すると、セスク・ファブレガスの蹴った柔らかいクロスボールにケーヒルが頭で合わせ、ゴール右隅へ突き刺した。
試合はこのままタイムアップ。チェルシーが危なげない試合運びを見せ、ホームで2-0と勝利した。チェルシーはこれで勝ち点を55まで伸ばしている。
By サッカーキング編集部
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