クロップ監督は審判を痛烈に批判した [写真]=Liverpool FC via Getty Images
フットボールリーグ・カップ(EFLカップ)準決勝セカンドレグが25日に行われ、リヴァプールは日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンに0-1で敗戦。2戦合計0-2となり、決勝進出を逃した。
試合後、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が試合を振り返り、敗戦を受け入れたうえで審判のジャッジに苦言を呈した。26日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えた。
11日に敵地で行われたファーストレグを0-1で落とし、決勝進出へ後がない状況のリヴァプールは、先発にブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョらを据えて試合に臨んだ。しかし、果敢な攻撃はゴールへあと一歩及ばず、試合終了間際にアイルランド代表FWシェーン・ロングに決勝点を決められ、タイトル獲得の機会を逸した。
試合後の会見において、クロップ監督は「サウサンプトンのカウンターは素晴らしかった。特に、後半の彼らはとても良かったね。結果がすべてだ。リヴァプールは敗退し、我々はそれを受け止めなければならない」とコメント。相手チームのパフォーマンスを称え、敗戦を受け入れた。
しかし一方で、同監督はロングが自陣エリア内で行ったプレーがハンドだったと主張し、PKのチャンスを潰した審判の判定を批判している。
クロップ監督は「明らかにハンドだった。あのジャッジに関しては受け入れがたい。彼は他の試合でも2ヤードから3ヤードくらいのオフサイドを見逃していたよ」と語り、得点が絡む場面での曖昧な判定を痛烈に批判した。
リヴァプールは次戦、28日にFAカップ4回戦でウォルヴァーハンプトンと対戦する。
By サッカーキング編集部
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