モラタ(左)の去就がD・コスタ(右)のアトレティコ・マドリード復帰を左右するかもしれない [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタの去就が、チェルシーの同代表FWジエゴ・コスタのアトレティコ・マドリード復帰の引き金となるかもしれない。スペイン紙『アス』が27日付で報じている。
同紙の伝えるところによると、まずD・コスタとチェルシーが決別する可能性があるといい、以前から同選手の復帰を画策しているアトレティコ・マドリードがその状況を注視しているとした。同選手は今冬の移籍市場で中国移籍の可能性が浮上。結局移籍は成立しなかったものの、依然としてチェルシー退団の可能性が消えていないという。
そして、同様に今冬の移籍市場でレアル・マドリード退団の可能性を報じられたのがモラタだ。複数メディアが、同選手が出場機会の少なさに不満を抱いているとし、退団の可能性を報道。その移籍先候補としては、チェルシーやアーセナルの名前が挙がっている。選手自身はSNSでレアル・マドリードへの愛を強調しているが、移籍の噂は後を絶たない。
同紙は仮にモラタがレアル・マドリード退団を決断した場合、チェルシーが同選手をD・コスタに代えて前線に据えるのではないかとした。28歳のD・コスタに比べてモラタはまだ24歳と若く、加えて度々問題行動を起こす前者のような不安定な性格でないことが、その理由に挙げられている。
アトレティコ・マドリードは、昨夏に獲得したフランス代表FWケヴィン・ガメイロがD・コスタほどのインパクトを残せず。重要な試合で数多く決定機を逸していることからも、抜群の決定力を持つかつてのエースの復帰を目論んでいるようだ。
間もなく終わりを迎えようとしている今冬の移籍市場。ここで成立しなかったとしても、今夏の移籍市場で再び話題となる可能性は高い。ストライカーの“玉突き移籍”は果たして実現するのだろうか。
By サッカーキング編集部
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