8試合で1勝と不振にあえぐリヴァプールのクロップ監督 [写真]=Getty Images
リヴァプールは28日、FAカップ4回戦でウォルヴァーハンプトンと対戦し、1-2で敗れた。試合後のユルゲン・クロップ監督のコメントを、イギリスメディア『BBC』が同日に伝えている。
同試合でリヴァプールは、ウォルヴァーハンプトンのイングランド人DFリチャード・スティアマン、オーストリア代表FWアンドレアス・ヴァイマンにゴールを奪われ、前半から2点のビハインド。終盤にベルギー代表FWディヴォック・オリギの得点で1点差に迫ったが、反撃もそこまでだった。敗れたリヴァプールはFAカップから姿を消す事となり、25日のEFLカップ(フットボールリーグ・カップ)に続くカップ戦敗退となっている。
同メディアのインタビューに応えたクロップ監督は「準備ができていると思っていたが、実際のところそうではなかったみたいだ。また問題が発生したよ。1ゴール目のところは、もっとうまく守れたはずだった」と試合を振り返り、「明日には切り替える」とコメントした。
わずか4日で2つのカップ戦から敗退したリヴァプールは、1月の公式戦8試合でわずか1勝。成績が伸び悩む指揮官は「言い訳をしようと思えばできるけど、そんなことはしたくない。自分たちを見つめ直すことに時間を費やして、次に備えるべきなんだ。我々が十分にチャンスを作ることができなかったのは事実。それでも選手を批判するのは違う。私が変えなければいけない」とプレーヤーを擁護し、自身に責任があることを強調している。
リヴァプールは次戦、31日にプレミアリーグ第23節で首位チェルシーをホームに迎え撃つ。勝てばチェルシーとの差は「7」に縮まるが、敗れれば「13」に広がる重要な一戦だ。リーグ戦4試合ぶりの白星を手にし、4位リヴァプールは優勝戦線に生き残れるだろうか。
By サッカーキング編集部
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