リヴァプールで構想外となるサコー [写真]=Getty Images
リヴァプールに所属するフランス代表DFママドゥ・サコーが、“遅刻騒動”について言及した。地元紙『Liverpool Echo』などが30日に報じている。
昨夏のプレシーズンツアーにおいて3度も集合時間に遅れ、ユルゲン・クロップ監督の構想外となったことが報じられたサコー。その報道通り、今シーズンのプレミアリーグで1度も出場機会が与えられていない同選手は、今冬の移籍市場でリヴァプールを離れると見込まれている。
同紙によるとサコーは、「遅くなったのは事実だ。僕には守るべきルールがあった。自分のことを、チームのルールよりも優先されるべき人間であるとは全く思っていない。皆をリスペクトしているからね」と遅刻していたことを認め、反省の言葉を残したようだ。
さらに同選手は、「僕は罰金を支払った。チームメイトと監督に謝罪もした。長いこと討論したくなかったからね」と事態の収束を目指したことも明かした。
それでも、サコーの反省の言葉に対してリヴァプールサポーターは冷ややかな反応。「クロップは彼を許さないだろう」、「クロップは容赦しない」などと同選手と指揮官の関係は修復不可能との見方を示しているようだ。その上で、「あなた(サコー)のサービスに感謝するが、出て行く時だ」、「良い選手だが、別のチャンスを与えられるべき」とこれまでの貢献に感謝しつつも、サコーに退団を勧めた。
移籍期限が目前に迫る中、サコーの動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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