アザールがコンテ監督とモウリーニョ元監督の違いについて語った [写真]=AMA/Getty Images
チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールが、アントニオ・コンテ監督と2015年12月まで同クラブの指揮を執ったジョゼ・モウリーニョ元監督(現マンチェスター・U)の違いについて語っている。スペイン紙『アス』が1日付で伝えている。
チェルシーは昨シーズン、モウリーニョ元監督の下で序盤戦から大不振に。2015年12月からは同監督に代わってフース・ヒディンク氏が指揮を執ったものの、チームは結局プレミアリーグで10位に終わった。アザール自身も、チームの不調に引きずられるかのようにスランプに陥り、31試合出場で4得点と物足りないシーズンに。しかし、コンテ監督が就任した今シーズンは、ここまですでに9ゴールをマークし、復活を遂げている。
同紙によると、アザールは両監督を比較して、コンテ監督の下でチェルシーはよりハードワークするチームになったと考えているようだ。
「戦術とトレーニングの面で、僕たちはコンテとともにより多く取り組んでいる。僕たちは戦術的なポジションについてたくさん取り組んでいるし、ピッチの上で何をしなければいけないのか、自分やディフェンダーはどこに行かなければいけないのかといったことを正確に分かっている」とアザールは話し、コンテ監督とともに充実したシーズンを送っていることを明らかにしている。
また、モウリーニョ元監督について問われたアザールは、「彼はシステムを整えた。だけど、僕たちは多くには取り組まなかった。僕たちはサッカーをしているから何をするべきかということは分かるが、機械的なものは自分たちにとって少し違ったのかもしれない」とコメント。同監督の手法がチームにマッチしなかったのではないかという見解を示している。
By サッカーキング編集部
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