マンU戦でポグバと競り合う岡崎慎司 [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第24節が5日に行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターとマンチェスター・Uが対戦した。岡崎は2試合ぶりの先発出場となった。
リーグ戦3連敗中で降格圏が迫る16位のレスター。2017年に入ってリーグ戦で無得点、未勝利が続いており、5試合ぶりの勝利で嫌な流れを断ち切りたいところ。今節は岡崎に加え、FWジェイミー・ヴァーディやFWアーメド・ムサらがスタメン入りした。
一方のマンチェスター・Uはここ3試合引き分けが続き足踏み。14試合無敗をキープしているものの、なかなか6位から浮上できていない。今節はFWズラタン・イブラヒモビッチやFWマーカス・ラッシュフォード、MFフアン・マタらが先発出場し、4試合ぶりの白星を狙う。
両者とも決定的なチャンスを作れず、膠着状態が続いたが、前半終了間際に試合が大きく動く。42分、ハーフライン付近でセカンドボールに反応したムヒタリアンが、ワンタッチで相手DFロベルト・フートを抜き去り独走。エリア内右へ持ち上がり、右足シュートでゴールネットを揺らした。さらに直後の44分には、右サイドのアントニオ・バレンシアからの折り返しを、中央のイブラヒモヴィッチが右足で合わせて追加点。マンチェスター・Uがいっきにリードを2点に広げた。
立て続けに失点を喫したレスターは45分、エリア内中央でボールをキープした岡崎の落としから、ウィルフリード・エンディディがダイレクトでミドルシュート。だが、これはGKダビド・デ・ヘアにキャッチされ、そのまま2点ビハインドで前半を終えた。
ハーフタイムに入り、レスターは岡崎とムサを下げて、デマライ・グレイとアンディ・キングを投入。マンチェスター・Uはマルコス・ロホに代えて、デイリー・ブリントをピッチに送り出した。
後半は開始直後から動く。マンチェスター・Uは49分、マタがムヒタリアンとのワンツーでゴール前に抜け出し、冷静に左足シュートをニアサイドに沈めてリードを3点に広げた。反撃したいレスターは57分、エリア手前右のFKでリヤド・マフレズが左足で直接狙うが、シュートはわずかに枠の右に外れた。
マンチェスター・Uは83分、バレンシアからの折り返しをエリア内中央に走り込んだムヒタリアンが右足で合わせるが、クロスバー上に外れた。優勢に進めるマンチェスター・Uに対して、レスターは決定的なチャンスを作れず、反撃できないままタイムアップ。2017年のリーグ戦初得点が遠く、0-3で4試合連続の完封負けを喫した。なお、岡崎は前半のみ出場した。
レスターは8日に行われるFAカップ4回戦のダービー戦を経て、12日のリーグ第25節でスウォンジーと対戦。マンチェスター・Uは11日にリーグ第25節でワトフォードをホームに迎える。
【得点者】
0-1 42分 ヘンリク・ムヒタリアン(マンチェスター・U)
0-2 44分 ズラタン・イブラヒモビッチ(マンチェスター・U)
0-3 49分 フアン・マタ(マンチェスター・U)
By サッカーキング編集部
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