人間性でも注目を集めているマンチェスター・Cのグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、ピッチ外でも大きな尊敬を集める存在であるようだ。14日付のイギリスメディア『BBC』が伝えている。
13日に行われたプレミアリーグ第25節のボーンマス戦で2－0の勝利を収めたマンチェスター・C。その試合後、グアルディオラ監督がボーンマスに所属するアイルランド代表MFハリー・アーターの下に駆け寄り、何やら言葉を交わす場面が見られた。
試合後、アーター本人が明かしたところによると、グアルディオラ監督は同選手と今週末に出産を控える彼のパートナー、レイチェルさんへ向けて激励のメッセージを送っていたという。実は、アーターとレイチェルさんには、2015年12月に第一子となる予定だった娘のレネちゃんを出産時に亡くした過去がある。それを知っていたグアルディオラ監督は、アーターにひと声かけたようだ。
アーターはグアルディオラ監督の振る舞いについて、「信じられないほど感動的だった」とコメント。そして、「誰も肩を並べられないほどの偉大な実績を持つ世界最高の監督」と同監督を称えるとともに、「彼が僕に声をかけてくれた時には、自然と笑顔が溢れたんだ」と、この出来事を振り返った。
なお、グアルディオラ監督は試合後の会見でも、「アーターはもうすぐ父親になる。彼らに起きたことを知っているから、彼とそのパートナーに心からおめでとうと言った。赤ちゃんが健康であることを願っている」と、アーターとレイチェルさんにエールを送っている。
ボーンマス戦の勝利で公式戦4連勝を飾り、プレミアリーグ単独2位に浮上したマンチェスター・C。イングランド初挑戦の指揮官は、その人間性でも注目を集めることとなった。
（記事／Footmedia）
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