落胆するレスターのクラウディオ・ラニエリ監督 [ 写真]=Getty Images
FAカップ5回戦が18日に行われ、日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターは、ミルウォール(3部)に0-1で敗れた。レスターを率いるクラウディオ・ラニエリ監督の試合後コメントを、クラブ公式HPが伝えている。
格下相手に大金星を献上してしまったレスター。ラニエリ監督は、「我々には戦士、剣闘士が必要だ。ミルウォールは10人になっても素晴らしい剣闘士たちがいることを示した」と語り、1人退場者を出しながらも勝利したミルウォールに賛辞を贈った。さらに同監督は「(人数が)10対11になってから、彼らは我々より良いプレーをした。(レッドカードの後)彼らは我々より特徴や闘志を示していた。最終的に彼らは勝利に値したね」と続け、数的有利の状況を生かせなかったことを認めている。
チャンスは多く作りだしたものの得点を奪えなかったことについては、「最後の部分で逃してしまった」とその精度を嘆いた。そのうえで同監督は「ミルウォールはチャンスを手にし、得点を決めた。彼らはよくやったよ」と話し、決定力が明暗を分けたとしている。
不振が続く昨シーズンのプレミアリーグ王者だが、同監督はこの敗戦から学べるものがあると前を向いた。
「ミルウォールのように戦ったチームに負けたとき、彼らには『良くやった』と言わなければいけないし、なぜ負けたのかと問い、より強くなって戻ってくると言わなければならない。だから、この敗戦は我々にとって良いものになりうる」
レスターは次戦、21日にセビージャとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグを戦う。
By サッカーキング編集部
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